大人だからこそ徹底的にミニ四駆に本気で取り組める幸せ

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シャーシの話



タイプ1シャーシ/タイプ3シャーシ/トラッキンシャーシ

オフロード走行向けに開発されていたため比較的重心が高く、ホイールベースは短い。タイプ1シャーシはモーターの放熱対策が施されておらず、初期のものではフロントバンパーにガイドローラーの取り付け穴がないものもあった。 これらの弱点を改善すると同時にタイプ2シャーシの新要素の一部を盛り込んだものがタイプ3シャーシで、ライジングバードから採用され、スイッチ金具の大型化、モーターカバーの穴開け、サイドバンパーのガイドローラー取り付け対応が施された。 トラッキンシャーシはタイプ3シャーシをベースにボディ固定方式の関係でサイドバンパーを廃し、代わりに大きなリアバンパーを装着。 減速比はグレードアップパーツを含めるとパワー・ミディアム・スピード・ハイスピード・コンペティションの5種類があり、モーターのピニオンギアは2種類、車軸のスパーギアは3種類ある。

タイプ2シャーシ/タイプ4シャーシ

アバンテJr.から採用。フロントのスイッチと金具が大型化、電池ケース部分が低くなり底に穴が開けられた。モーターを横倒しに装着するように改められ、タイプ3とトラッキンを除く以後のシャーシでも踏襲される。 タイプ4シャーシはイグレスJr.から採用されるが、剛性不足による歪みが指摘され、同ブラックスペシャルやセイントドラゴンJr.(リッキー仕様)の3車種のみの採用となっており、主力がゼロシャーシにとって代わられたためか人気はいまひとつだった。 減速比は高速指向に振られ、グレードアップパーツを含めると3種類だが、モーターのピニオンギアは1種類になった。

タイプ5シャーシ

ベアホークJr.から採用。タイプ4の後継にあたるシャーシで、タイプ4の問題点であった歪みやすさを改善、非常に剛性が高い構造のためオフロードの走行にも耐えられるといわれている。ホイールベースは比較的長めで直進安定性に優れている。なお、一般販売されていたキットのものは成型色が深緑色だが、限定仕様のキットなどには成型色が黒のものが採用されている。 減速比はタイプ2/タイプ4の3種類に加えてグレードアップパーツの超速ギアが使用可能なため4種類。

ゼロシャーシ/スーパー1シャーシ

ダッシュ0号「ホライゾン」から採用。低重心化と底面のフラット化が推進された。これまで後輪の前に装着されていたサイドガードが廃止され(ただしグレードアップパーツのひとつとして設定)、代わって後部にガイドローラーステーとリアスタビライザーを組み合わせた「リアスキッドローラー」を装着できるようになった。また車軸間の動力の伝達にはクラウンギアの代わりにヘリカルクラウンギアが採用された。 スーパー1シャーシはゼロシャーシをベースにさらなる低重心化を図り、スラスト角のついたフロントバンパーを備え、減速比4対1のハイスピードギアを標準装備するなどより実戦志向の改良が加えられた。スーパーミニ四駆のリバティーエンペラーから採用され、後にフルカウルミニ四駆でも多くの車種に採用。 減速比はゼロとスーパー1のいずれもタイプ2/タイプ4と同じ3種類に加えてグレードアップパーツの超速ギアが使用可能なため4種類。 スーパー1シャーシはフロントバンパー部が薄くて脆いため、取り扱いには注意。

FMシャーシ/スーパーFMシャーシ

タイプ4シャーシをベースにモーターを前置きに変更し、リアスキッドローラーが装着可能となっている。クリムゾングローリー、ネオ・バーニングサン、エアロソリチュードが採用。 後に低重心化、スラスト角のついたフロントバンパー、減速比4対1のギアなどスーパー1シャーシと同様の実戦志向の改良が加えられたスーパーFMシャーシが登場。フルカウルミニ四駆のブロッケンギガント/同ブラックスペシャル、ガンブラスターXTO/同クスコスペシャル、スーパーミニ四駆のストラトベクターで採用。 減速比はFMがタイプ2/タイプ4/ゼロと同じ3種類、スーパーFMはその3種類に加えてグレードアップパーツの超速ギアが使用可能なため4種類。

スーパーTZシャーシ/スーパーTZ-Xシャーシ

長いホイールベースで直進安定性を高めており、コンセプトはタイプ5シャーシと似通ったものだが、低重心化、スラスト角のついたフロントバンパー、減速比4対1のギアなどスーパー1シャーシと同様の実戦志向の構成となっている。また、底面の構造が比較的フラットで滑らかなため、コロコロコミックなどによる解説では「シャーシ下の空気の流れが乱れにくい」としている。(ただし、「ミニ四駆のサイズでは空力性能はほとんど意味がない」とする意見もある。)フルカウルミニ四駆のサイクロンマグナムから採用され、第二次ブーム期の主力シャーシとなった。 のちにフロントバンパーのスラスト角を変更してローラーの抵抗を減らすとともに、パーツ取り付け用のビス穴を追加してカスタマイズ性を高めたスーパーTZ-Xシャーシがエアロミニ四駆のバニシングゲイザーから採用。 減速比はスーパーTZとスーパーTZ-Xのいずれもスーパー1/スーパーFM/スーパーX/VSと同じく4種類。

スーパーXシャーシ

歴代シャーシの中でも最もホイールベースとトレッドが長く、安定性を念頭に置いた設計となっている。また、剛性の高いボックス構造のフロントバンパーや2点固定のリアローラーステー、シャーシの裏側からモーターを交換できる構造や開閉式の電池ホルダーなど発表当時としては斬新なアイデアが詰め込まれた。エアロミニ四駆のマックスブレイカーから採用。 減速比はスーパー1/スーパーFM/スーパーTZ/スーパーTZ-X/VSと同じく4種類。

VSシャーシ

短めのホイールベースで軽快な走りをするというコンセプトはスーパー1シャーシに近いが、スーパーXシャーシで採用された様々なアイデアが取り入れられた。エアロミニ四駆のブレイジングマックスから採用された。GPAシリーズやRSシリーズなど従来車種のリメイクバージョンなどの多くの車種にも採用され、ミニ四駆PRO発売まで主力シャーシとなった。 ただし、他機種と比べ正面衝突時のフロントバンパーの破損事例が多かったようで、「フロントバンパーの剛性が足りず、補強が他機種より重要」と言う意見も散見される。そのためかデビュー当時は改造用パーツとして設定されていたFRP製の補強プレートなどを利用した補強のノウハウを公開したサイトもいくつか見られた。(ただし、当時は既に比較的堅牢なスーパーXが主流となりつつあったため、それがこの意見に拍車を掛けた可能性もある。) 減速比はスーパー1/スーパーFM/スーパーTZ/スーパーTZ-X/スーパーXと同じく4種類。

MSシャーシ

ミニ四駆PRO専用シャーシで、同シリーズのナイトロフォースおよびナイトロサンダーから採用。従来のミニ四駆がシャフトドライブ方式の4WDシステムを採用しているのに対し、このシリーズではダブルシャフトタイプのモーターをミッドシップレイアウトで配置し、ダイレクトドライブ方式とすることで駆動効率を高める、電池とあわせてシャーシ中央部の低い位置に設置することで低重心化を実現した。シャーシのは3分割構造となっており、カスタマイズ性や整備性は従来のシャーシと比較して大幅に向上しているが、接続部分をボックス構造とすることで従来のシャーシ以上の高い剛性を確保している。 減速比は実戦で多用されるハイスピード(4:1)と超速(3・5:1)の2種類のみに絞り込まれている。 (ウィキぺディアより)

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